20250806
こんにちは、岸田です。
気がつけばもう8月。
あっという間に乙景での展示会までもうあと1週間ちょいとなりました。
今回は早めに準備しようといつも思うのですが
結局毎回ギリギリまで制作をしています。
乙景の展示会の話の前に、ワタルさんのお店”lounge sai”の実店舗がオープンしましたね。
お祝いの意を込めて、lounge saiに僕の服を2着制作したので
気になる方はぜひ遊びにいってみて下さい。
僕も展示会が終わって落ち着いたら行きたいな。
それで乙景での展示会についてです。
A Summer Exhibition in Otsukei
-in the Heart of Heat-
8/15 20:00- Reception
8/16,17 11:00-18:00
乙景での開催もそれなりに回数を重ねてきたのですが
今回は初めて開催前夜にレセプションをやることになりました。
もちろんどなたでも自由にお越しいただけます。
少し砕けた雰囲気で生地でも織りながら
皆さんとゆっくりお話しできればいいかなと思っています。
その日に展示会の設営をするので20時からと少し遅くなっていますが、
もし設営が順調にいけば少し早めに入って頂けるかもしれません。
今回、服は10着以上準備できそうです。
あまり真夏に展示会をしたことがない気がするんですけど、
今回この時期に展示会をすることになり、
やっぱり軽めの手織りの生地多めがいいですかね?という話をしていたら
店主の山下さんが、そんなん気にせんでいい!裂織りでいこ!
的ないつもの感じで言ってきたのがすごい印象に残ってます。
それでどうせ暑いのは暑いし、むしろ開き直って暑い中でアツくなれるもの作るか!
という具合で今回のテーマにしました。
多分まあ作りたいものを作ればいいという山下さんなりの気遣いだと思うのですが。
最後に写真をアップしておこうと思うのですが、
定番のシーチング裂織りから、手織り生地数着、
そして乙景店主の山下さんが履き潰したトラウザーを分解し裂織りにしたスペシャルピースなど。
僕的には新しい挑戦として”先染めの柄裂織り”をしてみました。
定番のシーチング裂織りのシーチングを裂く前に染めて、
染め方と裂き方の組み合わせで柄がついた織りにするというものです。
個人的には染める作業は億劫に(手が汚れたり、作業場を汚してしまうんじゃないかという心配が勝つ)感じてしまうので、
あんまり進んでしてこなかったのですが、
この先染め柄裂織りをしてみると思っていた以上に楽しくて可能性を感じました。
またすぐしたい。
近所にあるベンガラ染めのおっちゃんのところに行って新しい技法も教わったので
今年の後半戦はそれやりたいなと思っています。
では、乙景でお待ちしております。